静岡県のカウンセリングルーム | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松店 浜松で夏休み明けに学校へ行きたくない子どもへの支援/浜松市の不登校支援と「学校に戻る」ことについて考える | 認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店です。

夏休みが終わり、新学期が始まる時期。

久しぶりに友達に会えることを楽しみにしている子どもがいる一方で、

と感じる子どももいます。

保護者の方にとっても、

「休ませてもいいのだろうか」

「無理にでも学校へ行かせた方がいいのだろうか」

「このまま不登校になったらどうしよう」

と悩みやすい時期ではないでしょうか。

しかし、学校への行き渋りや不登校については、

「学校へ行くか、休むか」の二択だけで考える必要はありません。

浜松市でも、学校以外の居場所、教育相談、オンラインによる支援、フリースクールなど、子どもの状態に合わせたさまざまな支援が用意されています。

今回は、夏休み明けに学校へ戻ることがつらくなる理由とともに、浜松市で利用できる不登校支援や、認知行動療法の視点から考えられることをご紹介します。


夏休み明けに学校へ戻ることがつらくなる理由

学校生活では、実は多くのことが求められます。

朝決まった時間に起きる。
身支度をする。
学校まで移動する。
教室へ入る。
授業を受ける。
先生から評価される。
同級生と関わる。
集団生活のルールに合わせる。
宿題をする。
テストや進路について考える。

夏休み中には、こうした負担の一部が一時的に少なくなります。

ところが、新学期になるとそれらが一気に戻ってきます。

そのため、

「夏休み中は元気だったのに、新学期が近づくと元気がなくなった」

「学校が始まる数日前から腹痛を訴えるようになった」

ということもあります。

浜松市の不登校支援に関する案内でも、

などが、保護者が相談を検討する際の例として挙げられています。


「学校に行きたくない」の理由が本人にも分からないことがある

子どもに、

「どうして学校に行きたくないの?」

と尋ねても、

「分からない」

「なんとなく嫌」

「全部嫌」

と答えることがあります。

これは必ずしも、理由を隠しているからではありません。

本人自身にも、何が一番つらいのか整理できていない場合があります。

例えば、

など、いくつもの負担が重なっていることがあります。

そのため、

「学校が嫌なの?」と大きく捉えるだけではなく、学校生活のどの部分に負担を感じているのかを具体的に整理すること

が重要です。


「学校へ行くことだけ」をゴールにしない浜松市の不登校支援

浜松市の不登校支援で特徴的なのは、その基本的な考え方です。

浜松市は、

学校への登校のみを目標とするのではなく、多様な学びの場を確保しながら、社会的自立への歩みを支援する

という方針を示しています。

これは非常に大切な視点だと思います。

不登校というと、

「どうすれば学校へ戻せるか」

ということだけに意識が向きやすくなります。

しかし実際には、

「教室には行けないけれど、人とは関われる」

「学校へは行けないけれど、家では勉強できる」

「少人数なら安心できる」

「オンラインなら他の人と交流できる」

という子どももいます。

その子が今できるところから、学習や人とのつながりを維持していくという考え方もあります。


浜松市の支援① 市内10か所の「校外まなびの教室」

浜松市には、学校へ登校することが難しくなった小中学生を対象とした、

「校外まなびの教室」

があります。

2026年8月現在、市内に10か所設置されています。

10人以下の少人数の教室から40人程度の教室まであり、学区による利用制限はなく、市内のどの地区からでも利用できます。

ここでは、一人ひとりの状況に応じながら、相談や学習、人とのコミュニケーションなどを行います。

利用料も無料です。

つまり、

「通常の教室へ戻れなければ、学びも人との関わりもなくなる」

というわけではありません。

今の状態で過ごしやすい場所から、少しずつ生活や人とのつながりを作っていく方法があります。


浜松市の支援② 自宅からつながる「お家de交流まなびの窓」

外へ出ること自体が難しい子どももいます。

そのような場合、

「校外まなびの教室があっても、そこまで行けない」

ということもあるでしょう。

浜松市では、

不登校デジタル支援「お家de交流まなびの窓」

という取り組みも行われています。

自宅にいながら、

などができる仕組みです。

これも、

「家から出られないなら何もできない」

と考えないための支援です。

学校に戻ることを最初の一歩にするのではなく、

まずは自宅から人や学びにつながる。

そのような段階も考えることができます。


浜松市の支援③ 教育総合支援センターへ相談する

「どの支援が合うのか分からない」

「まだ不登校といえる状態なのか分からない」

という段階で相談することもできます。

浜松市の教育総合支援センターでは、

について、電話や面談で相談できます。

教育総合支援センターは浜松市中央区中央一丁目にあり、平日の午前8時30分から午後5時まで相談を受け付けています。

面談による相談を希望する場合には予約が必要です。

また、浜松市では電話・面接相談だけでなく、市立小中学校の児童生徒を対象としたWeb相談やチャット相談も用意されています。


浜松市の支援④ フリースクールなど学校外の場所で学ぶ

浜松市では、校外まなびの教室だけでなく、

フリースクールなどの民間施設

も不登校児童生徒の学びの場の一つとして紹介しています。

施設ごとに、

など特徴は異なります。

さらに、一定の要件を満たす場合には、フリースクール等での活動について、在籍校での出席認定や成績評価の対象となる場合があります。

学校へ行けないことと、

「学ぶことができない」

「将来につながらない」

ことは同じではありません。


浜松市の支援⑤ 保護者のための情報会・座談会もある

子どもが学校へ行けなくなると、保護者の方も悩みます。

「朝は起こし続けた方がいいの?」

「学校へ行くように言っていいの?」

「理由を聞かない方がいいの?」

「ゲームばかりしているけれど大丈夫?」

「休ませていたら、さらに行けなくなるのでは?」

「高校進学はどうなるの?」

こうした疑問について、一人で考え続けるのは大きな負担になります。

浜松市では、不登校の子どもを持つ保護者を対象とした情報会を開催しています。

また、

「同じ状況にいる保護者と話したい」

という声に応えるための保護者対象座談会や、子どもの行動の見方を学ぶペアレント・プログラムも実施されています。

不登校支援では、

子ども本人だけでなく、保護者にも相談先や支えがあること

が重要です。


静岡県では不登校・ひきこもり等の合同相談会も開催

浜松市だけでなく、静岡県としても支援が行われています。

静岡県教育委員会では、不登校、ひきこもり、ニートなどについて相談できる合同相談会を県内各地で開催しています。

2026年度は浜松市を含む県内6会場で開催され、行政の相談窓口だけでなく、

など、複数の機関に一度に相談できます。

特に中学生や高校進学を控えたご家庭では、

「不登校になったら進路はどうなるのか」

という不安も大きいと思います。

学校へ行けない時期があったからといって、その先の選択肢がなくなるわけではありません。


「学校へ行くか、休むか」の二択にしない

夏休み明けに、

「学校に行きたくない」

と言われると、

「明日は行かせた方がいいのか」

「休ませるべきなのか」

という判断に意識が向きやすくなります。

しかし、その前に、

「学校生活の何が一番つらいのだろう?」

と具体的に考えてみることも大切です。

朝起きることなのか。

家を出ることなのか。

学校まで移動することなのか。

校門を通ることなのか。

教室へ入ることなのか。

授業なのか。

休み時間なのか。

友達なのか。

先生なのか。

勉強なのか。

進路なのか。

本人が「全部つらい」と言っていても、一つずつ見ていくと負担の強さが違うことがあります。

そして、問題が少し具体的になると、

など、考えられる方法も具体的になります。


認知行動療法では「学校に行けない」を細かく整理します

これは認知行動療法(CBT)の考え方ともよく似ています。

認知行動療法では、

「不登校」

という大きな問題をそのまま扱うのではなく、

どの場面で、何を考え、何を感じ、身体にどのような反応が起こり、その結果どのような行動につながっているのか

を具体的に整理します。

例えば、

朝、学校へ行く準備をする

「教室に入ったらみんなに見られる」

「休んでいた理由を聞かれる」

強い不安
動悸
腹痛

学校を休む

その日は不安が下がる

翌日は、さらに学校へ行くことへの不安が強くなる

という悪循環が起きているかもしれません。

この場合、

「頑張って学校へ行こう」

という声かけだけでは十分ではない可能性があります。

一方で、別の子どもでは、

など、別の問題が関係していることもあります。

そのため、

「どうやって学校へ行かせるか」より先に、「この子に今何が起きているのか」を整理すること

が大切です。


「学校に行けた=解決」とも限りません

もちろん、学校へ行けるようになることは大切な目標の一つです。

しかし、

毎日登校しているから問題がない

とも限りません。

学校へ行っていても、

「誰にも相談できない」

「休み時間が怖い」

「ずっと緊張している」

「勉強についていけない」

「毎朝、学校のことを考えるだけで苦しい」

という子どももいます。

反対に、通常の教室にはまだ戻れていなくても、

校外まなびの教室、オンライン、フリースクール、家庭、専門家などとつながりながら、少しずつ生活を立て直している子どももいます。

浜松市も、学校への登校のみを目標とせず、社会的な自立を支援するという考え方を明確に示しています。

大切なのは、

出席・欠席だけではなく、その子がどの程度安心して生活し、人や社会とつながれているのか

という視点です。


よくあるご質問

Q1.夏休み明けに「学校に行きたくない」と言われました。無理に行かせない方がよいですか?

一律に「行かせた方がよい」「休ませた方がよい」と決めることは難しいです。

まずは、学校生活の何が負担になっているのか、心身の状態がどうなっているのかを確認することが大切です。

休養が必要な場合もありますし、学校と相談しながら過ごし方を調整したり、校外まなびの教室など学校以外の支援につながったりする方法もあります。

「通常通り登校できるかどうか」だけに限定せず、今できることを考えていくことも一つの方法です。


Q2.本人が「どうして学校へ行きたくないのか分からない」と言います。それでもカウンセリングできますか?

はい、ご相談いただけます。

本人自身にも理由が分からないことは珍しくありません。

カウンセリングでは、

などを一緒に確認しながら整理していきます。

最初から理由を上手に説明できる必要はありません。


Q3.本人がカウンセリングを嫌がっています。保護者だけでも相談できますか?

ご相談内容やお子さまの年齢等にもよりますが、保護者の方からご相談いただくことも可能です。

例えば、

などについて、一緒に状況を整理することができます。

浜松市にも保護者向けの情報会や座談会などがありますので、公的な支援と民間のカウンセリングを必要に応じて組み合わせる方法も考えられます。


浜松で不登校・学校への不安についてカウンセリングをお探しの方へ

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、

などについて、認知行動療法の考え方を用いながらカウンセリングを行っています。

「何が原因なのか分からない」

という段階でも構いません。

どの場面で、どのような困りごとが生じているのか

を一緒に整理するところから始めることができます。


認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

〒430-0944
静岡県浜松市中央区田町231番地8
プレイスワン田町301号室

静岡浜松店WEB
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

対面カウンセリングのほか、オンラインでのご相談にも対応しています。


まずは事前無料相談もご利用いただけます

「子どもの状態がカウンセリングの対象になるのか知りたい」

「本人ではなく、まず保護者から相談したい」

「学校やスクールカウンセラーと並行して利用できるのか知りたい」

「対面とオンラインのどちらがよいか相談したい」

といった場合には、約10分間の事前無料相談もご利用いただけます。

無料相談を利用したうえで、その後のカウンセリングについてご検討いただくことも可能です。

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おわりに

夏休み明けに、

「学校に行きたくない」

と言われると、

「明日は行けるのか」

「いつ学校へ戻れるのか」

ということに意識が向きやすくなります。

しかし、その前に考えてみたいのは、

「この子に今、何が起きているのだろう?」

ということです。

浜松市にも、

など、さまざまな支援があります。

学校へ行くか、休むか。

その二択だけで考える必要はありません。

どこなら安心できるのか。
誰なら相談できるのか。
何なら今できるのか。

一つずつ整理していくことが、その子に合った学校や社会とのつながり方を探す第一歩になることがあります。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店でも、お子さまや保護者の方と一緒に現在の状況を具体的に整理し、その方に合った方法を考えていきます。

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