【浜松市で働くあなたへ】職場で実践できるセルフケアの工夫 | 認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

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~認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店より~

こんにちは。
遠州鉄道「遠州病院駅」から徒歩3分、「第一通り駅」からも徒歩圏内にある《認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店》です。

日々の仕事に追われるなか、「つい自分のことは後回しになってしまう」と感じることはありませんか?
そんなあなたにお伝えしたいのが、**“職場でできる小さなセルフケア”**のすすめです。

たとえ1日数分でも、気持ちをリセットする時間をつくることが、ストレスとうまく付き合う第一歩となります。


職場でセルフケアをする意味とは?

浜松市でも多様な働き方が進むなか、仕事中のストレスや疲労を放っておくと、

こうした影響を未然に防ぐ手立てとして、**「ちょっとした心のメンテナンス」**が今、注目されています。
私たちの行う認知行動療法(CBT)でも、職場の中で自分を整える実践方法を数多く取り入れています。


認知行動療法を活かした5つの職場セルフケア術

①【意識を呼吸に向けて“立て直す”時間をつくる】

深呼吸を1分。たったそれだけでも、過緊張や不安感を和らげる効果があります。
「吸う」「吐く」を意識しながら、今この瞬間に意識を戻してみましょう。

▶おすすめタイミング:朝の業務開始前・昼食後・会議の前など


②【1日の中で“うまくいったこと”を拾う】

大きな成果でなくて構いません。
「早く出社できた」「一つ仕事を終えた」など、小さな達成を記録することで、自分の取り組みを肯定的に受け止めやすくなります。

▶ポイント:ポストイットやスマホメモで十分。形式より継続が大切。


③【モヤモヤを“見える化”する思考整理】

嫌な出来事があったとき、「何が起きた?」「自分はどう感じた?」「どんな考えが出てきた?」と分けて考える習慣を。

▶効果:頭の中を整理し、冷静な対処がしやすくなります。


④【職場の外の“空”や“風”に触れる時間を持つ】

静岡浜松市は青空が広がる日も多く、外に出て五感を使うことは大きなリフレッシュになります。
休憩時間に外気に触れながら歩くことで、心拍や思考も整います。

▶意識してみたい:におい・音・景色など、五感に意識を向けてみる


⑤【感謝を伝えて、自分の気持ちを調整する】

「資料、ありがとう」「対応してくれて助かりました」
そんな一言は、言われた人だけでなく、言った自分自身にもポジティブな影響をもたらします。

▶意外と忘れがちですが、感謝は“自分の気分を整える手段”にもなります。


“がんばらない”ことが、続けるコツ

セルフケアは「ちゃんとやるもの」ではありません。
むしろ、“少しでもやってみた”という経験が、自信と回復力の基盤になります。

認知行動療法では「小さく始めて、振り返る」ことを重視します。
できる範囲で、できる方法を。完璧じゃなくていいのです。


職場に広がる“ケアできる文化”の可能性

個人のセルフケアがうまくいくかどうかは、職場全体の空気にも影響されます。
例えば、上司が「リフレッシュしてから会議しよう」と声をかけるだけで、部下もケアの時間をとりやすくなります。

職場に「こころの余白」があることで、生産性の向上・定着率の改善・関係性の改善にもつながっていくのです。


当センターの支援について

《認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店》では、働く方を対象とした以下のサービスを提供しています:

1人で悩みを抱える前に、どうぞご相談ください。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 職場でセルフケアをしていることを周囲に見られるのが恥ずかしい…

A. 簡単な呼吸やメモなどは、ごく自然な行動なので、ほとんど気づかれません。
「自分のため」と割り切って大丈夫です。


Q. 続けるのが苦手です。効果を出すにはどうすれば?

A. 一度に全部やろうとせず、1つだけ、1週間だけでもOK。
CBTでは「一歩踏み出すこと」自体が前進と考えます。


Q. うまくいかないとき、どうすればいい?

A. 続かなくても「また再開すればいい」と考えることが大切です。
セルフケアは“やめない”ことよりも“やり直せる”ことの方が大事です。


最後に

セルフケアは、生活に追われる中でも「自分を雑にしない」という姿勢そのものです。
ほんの3分でも、こころを緩める時間を持てたなら、それはあなたの強さの証です。

浜松市で働く皆さまの毎日が、少しでも穏やかになるように。
私たちは、その歩みに寄り添い、必要な時には力になります。


認知行動療法カウンセリングセンター 静岡浜松店

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