静岡県浜松市の強迫症状改善の為のカウンセリング | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松

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強迫症(強迫性障害)は、「強迫観念」と「強迫行為」が特徴的な困りごとです。手を何度も洗わないと気が済まない、鍵を閉めたか何度も確認してしまう、頭の中に繰り返し不快な考えが浮かんでしまうなど、日常生活に支障をきたすほどの症状を伴います。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、認知行動療法(CBT)を中心に、強迫症に特化したカウンセリングを提供しています。以前当機関で開催された「強迫症に対する認知行動療法」のセミナーでは、最新の研究や実際の改善プロセスについて詳しく解説されました。本記事では、その内容をもとに、強迫症の特徴、カウンセリングの進め方、当センターの取り組みについてご紹介します。


強迫症の基本構造と症状の種類

強迫症は、大きく以下の2つの要素から成り立っています。

セミナーでは、強迫症のタイプとして以下の4つが紹介されました。

  1. 洗浄・不潔恐怖型(洗浄強迫)
    • 手洗いや消毒を過剰に行う
    • 公共の場や特定のもの(例:ドアノブ、電車のつり革)に触れられない
    • 「汚れが広がる」ことへの強い恐怖
  2. 確認型(確認強迫)
    • 鍵やガスの元栓を何度も確認しないと外出できない
    • メールや書類を何度も見直し、誤字脱字を恐れる
    • 「もし間違えていたら取り返しがつかない」と感じる
  3. 秩序・対称性型(整理整頓強迫)
    • 物の配置を完全に揃えないと気が済まない
    • 左右対称にこだわり、少しでもズレるとやり直す
    • 「何かがズレると、悪いことが起こるかもしれない」と感じる
  4. 侵入思考型(思考強迫・ピュアO型)
    • 「自分は犯罪者ではないか」「人を傷つけるかもしれない」などの考えが頭から離れない
    • 特定の考えを振り払おうとするが、逆に強まってしまう
    • 「考えてしまうこと自体が異常なのではないか」と思い込む

強迫症の悪循環と認知行動療法のアプローチ

悪循環のメカニズム

強迫症には、以下のような悪循環が存在します。

  1. 強迫観念が浮かぶ(例:「手が汚れているかも」)。
  2. 強い不安が生じる(例:「このままだと病気になるかもしれない」)。
  3. 強迫行為を行う(例:何度も手を洗う)。
  4. 一時的に安心するが、不安が再び強まる

この悪循環を断ち切るために、認知行動療法(CBT)が用いられます。


認知行動療法(CBT)の具体的な方法

1. 曝露反応妨害法(ERP)

「不安を感じる状況にあえて直面し、強迫行為をしない練習をする」 という方法です。

例えば、洗浄強迫の場合:

確認強迫の場合:


2. 認知の整理

強迫症の方は、物事を極端に考えてしまう傾向があります。例えば:

こうした考え方を整理することで、強迫症を改善していきます。。


3. 再保証を求める行動の制限

強迫症の方は、家族や専門家に何度も「大丈夫?」と確認することがあります。

しかし、この「確認」は不安を増やす要因となるため、少しずつ減らしていくことが重要です。例えば、家族に対して「電気消えてるよね?」と何度も尋ねる場合、1回だけに制限するなどの対策を取ります。


認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店での強迫症カウンセリングの流れ

① 初回カウンセリング

② 認知行動療法の実施

③ 継続的なフォロー


まとめ:強迫症は改善可能です

強迫症は、正しいアプローチを行えば改善が可能な困りごとです。認知行動療法を用いたカウンセリングにより、日常生活を取り戻すことができます。

当センターでは、強迫症に特化したカウンセリングを提供しており、一人ひとりに合った改善プランを提案いたします。強迫症でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

📍 認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

📞 お申込・お問い合わせ:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/

——代表者情報——

岡村優希

株式会社CBTメンタルサポート 代表取締役

認知行動療法カウンセリングセンター代表

公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士

個人事業主として私設カウンセリングルームの運営を経て、株式会社CBTメンタルサポートを創業し、メンタルヘルス支援者向けのサービス事業を展開している。主宰しているオンラインコミュニティ『認知行動療法の学校』の会員数は約400名。

さらに、カウンセリングルームを全国に5店舗運営しており、全国展開を目指している。

◆執筆書籍

「臨床心理学 〈123(第21巻第3号)〉 問いからはじまる面接構造論 「枠」と「設定」へのまなざし」金剛出版

「遠隔心理支援スキルガイド」 誠信書房

◆テレビ出演

読売テレビ「かんさい情報ネットten.」2024年7月4日

「あなたの味方!お役に立ちます」のコーナーに高所恐怖克服のための専門家として出演

◆雑誌掲載

「からだにいいこと」 2022年12月号、2023年2月号

◆近年の講演実績

2024年2月21日

広島大学医学部にて「セルフケアに役立つ認知行動療法入門」についての講師

2023年2月9日

NTT PARAVITA株式会社にて「認知行動療法」をテーマとした社内研修の講師

2022年7月6日

筑波大学医学医療系精神医学の勉強会で「パニック症の認知行動療法」についての講師

その他、学会発表多数

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