嘔吐恐怖を改善するためのカウンセリング(認知行動療法) | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松

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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店のスタッフです。本日は、「嘔吐恐怖(エメトフォビア)」について詳しくお話しします。日常生活で嘔吐への恐怖に悩まされている方や、これを克服したいと考えている方に向けて、原因や改善方法をご紹介します。


嘔吐恐怖とは?

嘔吐恐怖(エメトフォビア)とは、嘔吐に対して過剰な恐怖や不安を感じる状態のことを指します。この恐怖は、自分が嘔吐することだけでなく、他人の嘔吐やその可能性のある状況に対しても感じられます。嘔吐恐怖は日常生活にさまざまな影響を及ぼし、活動範囲を制限することがあります。

嘔吐恐怖の主な特徴


嘔吐恐怖の症状

嘔吐恐怖を抱える方は、嘔吐に関連するリスクがある状況に直面した際、さまざまな身体的・心理的な反応を示します。

身体的な症状

心理的な症状

これらの症状が繰り返されることで、仕事や家庭生活、社会活動への影響が出ることがあり、孤独感や絶望感を深める場合もあります。


嘔吐恐怖の原因

嘔吐恐怖の原因は一つではなく、さまざまな要因が関係していると考えられています。以下のような背景が恐怖の形成に関与することが多いです。

過去の体験

制御不能な状況への不安

嘔吐は予測やコントロールが難しいため、その不確実性が恐怖感を増幅させます。自分では制御できない状況を避けたいという心理が、嘔吐恐怖を引き起こす一因となります。

健康不安の影響

健康への強い心配や、体調管理に過剰に意識を向ける傾向がある人は、嘔吐に対する恐怖が助長されることがあります。


嘔吐恐怖に対する認知行動療法のアプローチ

嘔吐恐怖は、適切なアプローチを取ることで改善が期待できます。当センターでは、認知行動療法(CBT)を活用したカウンセリングを通じて、嘔吐恐怖に悩む方をサポートしています。

1. 恐怖の状況に慣れていく方法

嘔吐に関する恐怖を少しずつ克服していくために、無理のない範囲で恐怖を感じる状況に慣れる練習を行います。

たとえば、以下のような段階的なアプローチを取り入れます。

この過程では、恐怖を感じる状況を強制せず、本人がリラックスできる範囲で進めていきます。

2. リラクゼーション技法の活用

不安や緊張を感じたときに心身をリラックスさせる方法を学ぶことは、嘔吐恐怖の改善に非常に有効です。

3. 恐怖に対する考え方を見直す

嘔吐に対する誤解や否定的な思考を修正し、より現実的で前向きな考え方を身につけます。


最後に

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、嘔吐恐怖にお悩みの方が安心して相談できる環境を整えています。

嘔吐恐怖は適切なアプローチを取ることで改善が可能です。嘔吐恐怖でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/

——代表プロフィール——

岡村優希

株式会社CBTメンタルサポート 代表取締役

認知行動療法カウンセリングセンター代表

公認心理師、臨床心理士、認定行動療法士

個人事業主として私設カウンセリングルームの運営を経て、株式会社CBTメンタルサポートを創業し、メンタルヘルス支援者向けのサービス事業を展開している。主宰しているオンラインコミュニティ『認知行動療法の学校』の会員数は約400名。

さらに、カウンセリングルームを全国に5店舗運営しており、全国展開を目指している。

◆執筆書籍

「臨床心理学 〈123(第21巻第3号)〉 問いからはじまる面接構造論 「枠」と「設定」へのまなざし」金剛出版

「遠隔心理支援スキルガイド」 誠信書房

◆テレビ出演

読売テレビ「かんさい情報ネットten.」2024年7月4日

「あなたの味方!お役に立ちます」のコーナーに高所恐怖克服のための専門家として出演

◆雑誌掲載

「からだにいいこと」 2022年12月号、2023年2月号

◆近年の講演実績

2024年2月21日

広島大学医学部にて「セルフケアに役立つ認知行動療法入門」についての講師

2023年2月9日

NTT PARAVITA株式会社にて「認知行動療法」をテーマとした社内研修の講師

2022年7月6日

筑波大学医学医療系精神医学の勉強会で「パニック症の認知行動療法」についての講師

その他、学会発表多数

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