静岡浜松で叱責恐怖へのカウンセリング──怒られるのが怖いあなたへ | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松

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「上司に怒られるのが怖くて、仕事に行くのが憂うつになる」
「小さな注意でも、自分が全否定されたように感じてしまう」

そんなふうに、日常のちょっとした指摘や注意に対しても、過剰な恐怖を感じてしまう方は少なくありません。
ここで言う「叱責恐怖」とは、いわゆるハラスメントのような過剰な怒鳴りや威圧ではなく、一般的な注意や指導であっても、心が大きく傷つき、強い不安を抱えてしまう状態を指します。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、心理士の視点と認知行動療法(CBT)を活かし、この叱責恐怖に対して、丁寧にアプローチしています。この記事では、怒られることが怖いという感情にどう向き合うかをご紹介します。


叱責恐怖とは?

叱責恐怖は、「怒られるかもしれない」「注意されるかもしれない」という不安から、必要以上に緊張したり、行動が制限されてしまう状態を指します。

例えば、

といったことが起こるのが特徴です。

実際には相手の言動は穏やかだったとしても、心の中で過去の体験や思い込みが重なり、「重大な否定」として受け止めてしまうことが、叱責恐怖の背景にあります。


認知行動療法(CBT)の視点からみる叱責恐怖

認知行動療法では、叱責恐怖において大切なのは「出来事の客観的な強さ」ではなく、**それにどう意味づけているか(認知)**だと考えます。

怒られたときに、

と捉えるのか、

と捉えるのかで、心のダメージは大きく異なります。

叱責恐怖では、前者の極端な認知が強く働きやすいため、CBTではこの思考パターンに気づき、より柔軟で現実的な受け止め方を育てる支援を行います。
また、叱責に対する身体の強い緊張反応(動悸、過呼吸など)にも対応し、リラクゼーションやストレス対処法も合わせて取り組んでいきます。


カウンセリングでできること

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、叱責恐怖に対して次のようなサポートを行っています。

1. 怒られる場面へのイメージを整理する

「何が怖いのか」「どんな場面で過剰に反応してしまうのか」を一緒に整理し、問題の全体像を把握します。

2. 思考パターンの見直し

怒られること=人格否定、という極端な結びつきに気づき、現実的で優しい見方へとシフトしていきます。

3. ストレス時の身体反応を落ち着かせる

深呼吸やリラクゼーション技術を学び、身体的な過緊張を和らげます。

4. 小さな実践を積み重ねる

怖いと感じる場面に少しずつ慣れていく練習(エクスポージャー)を、無理のないペースで進めます。

5. 自分への思いやりを育てる

ミスや注意に対して「完璧でなくても大丈夫」と思える、自己受容の感覚を育てます。


よくあるご質問

Q:叱責恐怖は性格のせいでしょうか?
A:いいえ、性格ではなく、これまでの体験や考え方のクセによって生じるものです。カウンセリングを通して、少しずつ捉え方や反応の仕方を変えていくことが可能です。

Q:叱責が怖い気持ちはなくせますか?
A:怖さ自体をゼロにすることは目標ではありません。怖さを抱えていても、過剰に萎縮せず、落ち着いて対処できる力を育てていきます。

Q:カウンセリングはどんな雰囲気ですか?
A:責めたり否定したりする場ではありません。安心できる雰囲気の中で、ありのままの気持ちを大切にしながらサポートを行います。


静岡浜松で叱責恐怖にお悩みの方へ

怒られることが怖い──それは、あなたが真剣に向き合ってきた証でもあります。
でも、その怖さに振り回されてしまう必要はありません。

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、叱責恐怖で悩む方に寄り添いながら、無理のないペースで「自分らしく働く力」を取り戻していくサポートをしています。

浜松市内の対面カウンセリング、オンラインカウンセリングどちらも対応可能です。

一人で抱え込まず、どうぞ安心してご相談ください。


認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

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