【静岡浜松店】で周産期うつへのカウンセリング | 認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店です。
出産前後の心の状態は、大きな喜びと同時に、不安や戸惑いを伴うものです。特に、妊娠中から産後1年程度までの期間に、気持ちの落ち込みや不安感が続く状態を「周産期うつ」や「産後不安」と呼びます。これらは珍しいことではなく、多くの方が経験する可能性のある状態です。

本記事では、静岡浜松での地域性も踏まえつつ、周産期うつや産後不安の特徴や背景、そして認知行動療法(CBT)の視点からできる支援について詳しくお伝えします。


周産期うつ・産後不安とは

周産期うつは、妊娠期から産後にかけて生じる抑うつ症状を指します。
特徴としては、以下のような状態が続くことがあります。

産後不安は、出産後に育児や将来への心配が強まり、日常生活に支障が出る状態です。たとえば「赤ちゃんが泣き止まない」「自分の育て方が間違っているのではないか」といった思いが頭から離れず、心身の緊張が続くケースがあります。


静岡浜松地域での周産期支援の現状

静岡浜松エリアは、都市部と住宅地が混在し、子育て世帯にとって比較的住みやすい環境です。しかし、家族や親戚の支援が得にくい核家族世帯も増えており、育児負担を一人で抱え込みやすい状況があります。
また、地域の産婦人科や保健センターは支援窓口を持っていますが、心の不調を相談するタイミングを逃してしまう方も少なくありません。


認知行動療法(CBT)による支援

当センターでは、周産期うつや産後不安に対して、認知行動療法(CBT)の考え方を取り入れたカウンセリングを行っています。
CBTは「考え方(認知)」と「行動」の関係に注目し、日常生活での気持ちや行動の変化を促す方法です。

1. 状況の整理

事実として起きていることを明確にし、気持ちや体調との関係を把握します。
例:赤ちゃんが夜中に3回起きる → 睡眠不足が続く → イライラや不安が増える

2. 受け止め方の幅を広げる

出来事に対して、ひとつの受け止め方だけでなく、他の可能性にも目を向けます。
「私は母親失格だ」ではなく、「今は慣れていないだけ」「少しずつできることが増えている」という見方も存在することを確認します。

3. 行動の小さな一歩

心身を回復させるための小さな行動を計画します。
例:10分だけ好きな音楽を聴く/家事を一部家族にお願いする/日中に短い休憩を入れる

4. 支援ネットワークの活用

地域の子育て支援、家族、友人など、サポートを受けられる仕組みを整理し、つながりを保ちます。


カウンセリングの流れ

  1. 初回面接:現状や困りごとを丁寧にお聞きします
  2. 評価と共有:困りごとの背景やパターンを一緒に把握
  3. 支援計画の作成:CBTの要素を取り入れた対応策を提案
  4. 実践と振り返り:日常での変化を確認しながら調整

Q&A

Q1. 周産期うつは自然に良くなることもありますか?
A. 軽度であれば自然に改善する場合もありますが、長引く場合は専門的な支援を受けることで回復が早まることがあります。

Q2. 赤ちゃん連れでも来室できますか?
A. はい、可能です。静岡浜松店ではオンラインカウンセリングも対応しています。

Q3. 配偶者や家族も同席できますか?
A. ご希望に応じて同席いただけます。家族の理解が深まることは回復にとって有益です。


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