【静岡・浜松で受けられる】躁うつ(双極性障害)へのカウンセリングとは?気分の波と上手に付き合うための認知行動療法 | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松

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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、「躁うつ病(双極性障害)」に対するカウンセリングの取り組みについてお話しします。

気分の波が激しく、「うつ状態のつらさ」だけでなく、「躁状態のときの自分の行動が怖い」といったご相談をいただくことが多くあります。
こうした状態にどう向き合い、安定した日常を取り戻していくのか――カウンセリングの観点からご紹介します。


そもそも「躁うつ」とは?

躁うつ病、正式には双極性障害は、気分が高揚する「躁状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」が繰り返される病気です。

大切なのは、「躁のときの自分も病気の一部」と理解することです。
うつだけでなく、躁にも気づき、対処する力を育てることが再発予防には重要です。


認知行動療法(CBT)では何をするの?

CBTは、「思考」「感情」「行動」に働きかけながら、再発を防ぐ心理療法です。
双極性障害では、以下のような視点を重視して進めていきます。

① 気分の波を記録し、早期サインに気づく

気分や睡眠時間、行動の変化を「気分日誌」などで記録します。
特に、以下のような「躁状態の前兆」に早く気づくための工夫が重要です。

「いつもより少しテンションが高いかも?」と感じた時にすぐ対処できる備えがあると、日常生活の安定につながります。


社会リズム療法(SRT)という考え方

CBTの中でも、特に双極性障害に効果があるとされている方法の一つが「社会リズム療法(SRT: Social Rhythm Therapy)」です。

SRTでは、生活のリズム(時間)を整えることによって、気分の波を安定させることを目指します。

具体的に行うこと:

気分の波に振り回されないように、「予定を先に決めておく」「環境のリズムに合わせる」といった日常的な工夫が、再発予防に非常に効果的です。


行動活性化は慎重に行う必要があります

一般的なうつ病では「行動活性化(少しずつ行動を増やす)」が有効ですが、双極性障害では躁転のリスクに注意が必要です。

うつ状態だからといって無理に活動量を増やすと、その反動で躁状態に切り替わってしまうことがあります。
そのため、

といった工夫が必要です。


気分の波と「うまく付き合う力」を育てる

双極性障害は、「治す」だけでなく、「波と上手に付き合っていく力」を育てることが大切です。

そのためにカウンセリングでは、

といった取り組みを行います。


静岡・浜松でのご相談はオンラインも可能です

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、対面・オンラインどちらでもご相談が可能です。
「まずは話してみたい」「通院中だけど話を整理したい」といった方もご相談いただけます。


よくあるご質問(FAQ)

Q. 現在、精神科で治療中ですが、カウンセリングも併用できますか?
A. はい。医師の治療と並行してカウンセリングを受ける方も多くおられます。医療との連携も大切にしています。

Q. うつ状態のときだけ相談してもよいですか?
A. もちろん可能です。無理に躁・うつの両方を語る必要はありません。必要なテーマをその都度ご相談ください。

Q. 日常生活の管理が難しいのですが、どんな支援が受けられますか?
A. 社会リズム療法や気分記録、ストレス対処スキルなど、具体的な工夫をご一緒に考えていきます。


最後に:気分の波は「管理できる」ものです

双極性障害と診断されても、それは「人生が崩れる」ということではありません。
大切なのは、自分の波のパターンを知り、それに合った対応を学ぶことです。

カウンセリングは、「波にのまれない自分」を育てるための一つの手段です。
静岡・浜松で安心してご相談いただける場として、私たちはいつでもお待ちしています。


ご相談窓口

📍認知行動療法カウンセリングセンター 静岡浜松店
〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町231番地8 プレイスワン田町301号室

▶無料相談・カウンセリングのご予約はこちらから(Googleフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


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