2025年08月23日
- 認知行動療法
【静岡浜松で仕事のミスや効率の悪さで悩む方へ】認知行動療法カウンセリング

はじめに
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店です。
「仕事で同じミスを繰り返してしまう」
「上司から“指示待ち”と言われてしまう」
「優先順位をつけるのが苦手で効率が悪い」
静岡・浜松エリアで働く方からも、このようなお悩みを耳にすることがあります。
一見すると「努力不足」や「性格の問題」と思われがちですが、実際には思考や行動のクセや特性が影響しているケースも少なくありません。
本記事では、こうした悩みに対して認知行動療法(CBT)の視点をご紹介します。
なお、ここでご紹介するのは一般的に多く見られる傾向の一例であり、実際のご相談内容を公開するものではありません。
多くの方に見られる傾向
職場での困りごとの背景として、次のような傾向がしばしば見られます。
- 指示されたことはできるが、自分で考えて動くのが苦手
- 期限を決めずに作業を先延ばしにしてしまう
- 注意されても同じことを繰り返してしまう
- 周囲から「気が利かない」と言われやすい
これらは単なる「やる気」や「性格」の問題ではなく、発達特性(ASD・ADHD傾向など)や情報処理スタイルが関係している場合もあります。
認知行動療法(CBT)でのアプローチ
1. 現状を丁寧に整理する
カウンセリングでは、まず「なぜ困りごとが起きるのか」を一緒に整理します。
- 状況(事実)
- 考え(どう捉えたか)
- 感情(どんな気持ちになったか)
- 行動(どう振る舞ったか)
例:
- 作業を後回しにした
- 「時間はまだある」と考えた
- 安心して別の作業を始めた
- 結果的に期限に間に合わなかった
👉 こうして分けて考えると、「忘れっぽい」ではなく思考や行動の連鎖が原因だと理解できます。
2. 行動の工夫を少しずつ取り入れる
- メモに必ず「期限」を書く
- まず5分だけ着手してみる
- 完了したら「できたこと」を記録する
👉 小さな工夫の積み重ねが、新しい習慣づくりにつながります。
3. 思考の癖を柔らかくする
- 「どうせまた怒られる」→行動を避ける
- 「完璧じゃないとダメ」→作業が進まない
こうした思考パターンを一緒に検討し、柔軟に考えられるようにしていきます。
ここで紹介した工夫は“一例”にすぎません
ここで挙げた方法は、一般的に役立つ工夫の一部です。
しかし、実際の困りごとは、職場環境・性格・習慣・特性などの組み合わせによって異なります。
そのため、本当に効果的な支援には、現状を丁寧に分析し、その人に合った方法を組み立てることが欠かせません。
静岡浜松店では、初回面接でじっくりと状況を整理し、オーダーメイドのサポートプランを一緒に考えていきます。
Q&A
Q1. これは発達障害なのでしょうか?
A1. 必ずしも診断に直結するものではありません。診断がなくても、困りごとが生活や仕事に支障を与えているなら支援の対象となります。
Q2. 本人が来なくても家族や上司が相談できますか?
A2. はい、可能です。関わり方を整理するだけでも意味があり、職場や家庭の環境改善につながります。
Q3. どれくらいで改善できますか?
A3. 習慣や思考のパターンを変えるには時間がかかりますが、小さな変化を積み重ねることで改善が期待できます。
まとめ
「仕事ができない」「考えられない」と悩むことは、本人にとっても周囲にとっても大きな負担です。
しかし、それは怠けや性格の問題ではなく、思考や行動のクセが背景にある可能性があります。
静岡浜松店では、一般的な方法を一方的に押し付けるのではなく、現状を丁寧に分析し、その人に合ったサポートを提供することを大切にしています。
ネットや本の方法でうまくいかなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。
静岡浜松店のご案内
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店
- 住所:〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町231番地8 プレイスワン田町301号室
- アクセス:遠州鉄道 遠州病院駅 徒歩3分、第一通り駅 徒歩4分
- 営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
- LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
- 予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
- Webサイト:https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/