2025年07月20日
- メンタルヘルス
【人事・総務の方へ】静岡・浜松で働く従業員のメンタルヘルス対策に「認知行動療法ベースのEAP」という選択肢

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店です。
「最近、無断欠勤や遅刻が増えてきた」
「本人は“何でもない”と言っているが、表情や雰囲気が気になる」
そんな“目には見えにくい”心の不調に、企業としてどう向き合えば良いのか——
そのヒントのひとつが、**外部支援を活用したEAP(従業員支援プログラム)**の導入です。
当センターでは、認知行動療法(CBT)を軸にしたEAPサービスを、静岡県西部エリアの企業様向けに提供しています。
本記事では、その概要と導入メリット、地元企業の事例などをご紹介します。
▶ EAPとは? 従業員の「働き続ける力」を支える外部支援
**EAP(Employee Assistance Program)**は、働く人が抱える心理的な課題に対して、会社と外部専門機関が連携しながら支援する仕組みです。
- 心の不調や人間関係の悩みへの対応
- ハラスメントや離職リスクへの早期対応
- 休職・復職のサポート
- 管理職・現場リーダーの支援教育
EAPの導入は、「心の健康」を守るだけでなく、職場の安定・定着率の向上にもつながります。
▶ CBTを基盤としたEAPの効果とは?
当センターのEAPは、すべて**認知行動療法(CBT)**の理論に基づいて設計されています。
CBTは、「考え方」と「行動」のつながりに着目し、ストレスの原因を整理して具体的に対処する手法です。
企業のメンタルヘルス支援でも、短期間で効果が出やすく、実務に活かしやすいとして注目されています。
CBTベースのEAPの特長
特長 | 内容 |
根拠ある支援 | CBTはうつ・不安・対人ストレスに対して有効性が確立されています |
“気づき”と“実行”を重視 | 悩みを可視化し、行動につなげていく構造的なサポート |
限られた回数でも効果的 | 数回の面談でも心の整理が進みやすい |
管理職や組織支援にも対応 | リーダー層の声かけ支援やチーム力の強化にも応用可能 |
▶ 浜松店でのEAP提供内容
浜松エリアの企業風土にあわせて、当センターでは以下の支援を行っています。
● 従業員向けカウンセリング(1回50分)
- 職場での孤立感、業務上のプレッシャー
- 対人関係やコミュニケーションの悩み
- モチベーションの低下や睡眠の不調 など
“話を聴くだけ”にとどまらず、「具体的にどうすれば良いか」を一緒に考える実践的な面談を提供します。
● 管理職・現場リーダー向け研修
- 部下への関わり方に自信が持てない
- 不調に気づいても、どう声をかければいいか迷う
- 自分自身のストレスマネジメントも学びたい
こうした悩みに応える、ラインケア・心理教育の実践研修を実施しています。
● 休職・復職に関する支援
- 不安を整理したうえでの復職準備
- 段階的な業務復帰のための面談フォロー
- 必要に応じて企業側への助言や調整も対応
▶ 地元企業での導入事例(浜松市・製造業/従業員30名)
浜松市内の製造系企業では、「体調不良での早退が増えている」「管理職が精神的に疲弊している」といった課題から、EAPを導入されました。
導入時の施策
- 月1回、社員が予約できるカウンセリング枠を設置
- 現場責任者3名へのラインケア研修を実施
- 必要に応じた復職支援面談も提供
3か月経過後の変化
- 面談を通じて「気持ちを吐き出せる場所がある安心感」が広がった
- 管理職からは「自分が背負い込みすぎていた」との気づきの声
- 欠勤率の改善とともに、「職場全体の空気が少し穏やかになった」との実感あり
▶ ご導入の流れと費用例
導入のステップ
- 初回ご相談(無料・30分程度)
- 貴社の状況に応じたプラン提案
- 契約・社内案内のサポート
- カウンセリング・研修の実施開始
料金目安(税別)
サービス内容 | 金額 |
月額基本プラン | 30,000円〜(月1回面談+運用支援) |
カウンセリング追加 | 1回(50分):10,000円〜 |
管理職研修 | 1回:50,000円〜(内容に応じて調整可) |
※静岡県西部(浜松市・磐田市・湖西市など)は訪問対応も可能です。
▶ よくあるご質問(FAQ)
Q. 相談内容が企業に知られることはありますか?
A. ありません。相談は守秘義務のもとで運営され、本人の同意なく会社に伝わることは一切ありません。
Q. オンライン対応もできますか?
A. はい。対面・オンラインどちらにも対応可能です。在宅勤務の方にもご利用いただけます。
Q. 小規模企業でも利用可能ですか?
A. もちろん可能です。社員数が10名以下の企業さまでも、必要に応じて柔軟に設計いたします。
▶ 終わりに:浜松で“無理せず働ける環境”をつくるために
浜松は、製造業やサービス業など、地元密着型の企業が多く、人と人とのつながりが強い反面、我慢や遠慮が心の不調を見えにくくする傾向があります。
EAPの導入は、「困ったときに話せる場所がある」ことを可視化し、従業員の安心感と企業の安定を支える有効な手段です。
認知行動療法をベースとしたEAPで、社員一人ひとりの「働き続ける力」を一緒に支えていきませんか?