静岡県のカウンセリングルーム | 認知行動療法カウンセリングセンター浜松店 大人の発達障害(ASD)で言葉を文字通りに受け取ってしまう事でお悩みの方へのカウンセリング/認知行カウンセリングセンター静岡浜松店

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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店のブログをご覧いただきありがとうございます。

といったお悩みをお持ちの方は少なくありません。

今回は、大人の発達障害(特にASD/自閉スペクトラム症)の方が抱えやすい“言葉を文字通りに受け取ってしまう”困りごとについて、

を整理してお伝えします。


なぜ「文字通り」に受け取ってしまうのか?

ASDの特性として、

といった特徴があります。

たとえば、

NG例:「これ、急ぎでお願い」
→ どの程度?いつまで?

NG例:「適当にまとめておいて」
→ どのくらいの完成度?

曖昧な表現は、具体的な行動に変換しづらいのです。

これは能力不足ではなく、情報処理スタイルの違いです。


認知行動療法(CBT)での基本姿勢

認知行動療法では、

ことを重視します。

「性格を直す」のではなく、仕組みを理解し、戦略を持つことが目的です。


① 環境面の対策(合理的配慮)

職場や周囲の「送信方法」を変えることで、負担は大きく減ります。

■ 具体的かつ明確に伝える

NG:「急ぎで」
OK:「今日15時までに提出してください」

NG:「あれお願い」
OK:「共有フォルダの“営業資料2026”を更新してください」

数字・期限・完成度を明示することが重要です。


■ 視覚情報を活用する

ASDの方は視覚優位の傾向がある場合があります。

口頭のみの指示より、文字で残す方が安定します。


■ 暗黙の了解を求めない

「なんで分からないんだ」ではなく、

「ここが目的とズレていたので、次回は○○を意識してください」

と伝える方が理解しやすくなります。


② 自身でできる対策(今日からできる工夫)

ここが非常に重要です。

■ 復唱と具体化

「念のため確認させてください。
今日15時までに60%完成で提出、という理解で合っていますか?」

曖昧な指示には、具体的な基準を自分から提示します。

例:

確認は弱さではなく、高度な調整スキルです。


■ 中間報告を徹底する

「この方向で進めていますが、問題ありませんか?」

完了まで待たず、途中でズレを修正します。

これは双方にとってメリットがあります。


■ 「裏があるかもしれない」と一拍置く

を“知識”として学習しておくことも有効です。

「もしかすると比喩かもしれない」と一度立ち止まるだけで、衝突は減ります。


■ メモ・録音などツールを使う

自分の特性を補う道具を使うのは合理的な対策です。


■ 非言語情報のトレーニング(SST)

に注目する練習を行います。

ロールプレイを通じて、パターンとして学習する方法もあります。


CBTで扱うポイント

カウンセリングでは、

  1. ズレが起きた場面を整理する
  2. 自動的な解釈を可視化する
  3. 別の選択肢を検討する
  4. 次回の具体的行動を決める

という流れで進めます。

特に、「確認」と「視覚化」は最も効果的な改善ポイントです。


Q&A

Q1. これは努力不足ですか?

違います。情報処理の特性の違いです。


Q2. 訓練で改善しますか?

特性は変わりませんが、対応スキルは向上します。

確認力・言語化力は伸ばせます。


Q3. 職場に伝えるべきですか?

ケースによります。
開示のメリット・デメリットを整理しながら検討します。


静岡(浜松)でASD・大人の発達障害の相談をご検討の方へ

認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

〒430-0944
静岡県浜松市中央区田町231番地8 プレイスワン田町301号室
(遠州鉄道 遠州病院駅 徒歩3分/第一通り駅 徒歩4分)

WEBサイト
https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/

お申込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

オンライン対応も可能です。

「職場での誤解が減らない」
「自分の特性とうまく付き合いたい」

具体的な対策を一緒に整理していきます。
一人で抱え込まずご相談ください。

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