静岡浜松でアサーショントレーニングを受けるなら | 認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店

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「言いたいことを我慢してしまう」「相手にどう思われるか気になって意見が言えない」
そんな経験はありませんか。
アサーションとは、「自分も相手も大切にする伝え方」を身につけるためのコミュニケーションの考え方です。
人間関係での緊張や遠慮の中でも、気持ちや考えを丁寧に伝える力を育てることを目的としています。

こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店です

私たちは、「感情と行動の整理」を通して、日常の人間関係をより穏やかに過ごすための支援を行っています。
本日のテーマは、「アサーション」です。


アサーションとは何か

アサーションとは、自分の意見や気持ちを正直に伝えながら、同時に相手の立場も尊重する表現のしかたです。
強く言いすぎてしまう「攻撃的な伝え方」と、言いたいことを飲み込んでしまう「受け身な伝え方」の中間に位置するもの、とイメージすると分かりやすいでしょう。

アサーションは、「正直に言う」ことだけでなく、相手との関係を保ちながら伝える工夫を重視します。
そのため、言葉づかいは直接的でも間接的でも構いません。大切なのは、伝えた結果が両者にとって心地よいものであることです。


「嫌われたくない」気持ちの奥にある葛藤

アサーションが難しい理由のひとつに、「伝えることへの怖さ」があります。
「相手にどう思われるだろう」「嫌われたらどうしよう」という不安が強いと、つい自分の気持ちを抑えがちになります。

たとえば職場での意見交換や友人との話し合いの場で、「本当は違うと思うけど、空気を悪くしたくない」と感じてしまうことは少なくありません。
このような気持ちは誰にでもある自然な反応です。
大切なのは、“我慢するか、言いすぎるか”の二択ではなく、その間にある「伝える工夫」を身につけることです。


アサーションの実践で大切なポイント

1. 「自分の気持ちを把握する」

まず、自分が何を感じ、何を望んでいるのかを整理します。
「なんとなくモヤモヤする」といった状態のままでは、相手に伝えることが難しくなります。
カウンセリングでは、言葉になりにくい気持ちを一緒に整理していくことから始めます。

2. 「Iメッセージ」で伝える

「あなたが悪い」ではなく、「私はこう感じた」という言い方を意識します。
たとえば、「あなたの言い方がきつい」ではなく、「その言葉を聞いて、私は少し驚きました」と表現することで、相手への批判を避けながら自分の気持ちを伝えることができます。

3. 「相手の立場も尊重する」

アサーションは“自分を通す”ことではありません。
相手の状況や気持ちにも配慮しながら、対話を続ける姿勢が大切です。
「自分が正しい」と思っていても、相手の理解や受け止め方が違うことは自然なことです。

4. 「相手と自分、どちらも満足できる形を目指す」

アサーションのゴールは、“言えた”ことだけではありません。
話し手(自分)にとっても、聞き手(相手)にとっても「ちょうど良い」と感じられるバランスを探すことが大切です。
たとえば、断る場面であっても

「今回は難しいですが、次の機会はお手伝いできると思います。」
というように、断りながら関係をつなぐ表現を選ぶことができます。
相手を否定せず、自分の境界を守る――その積み重ねが、長く続く良い関係を支えます。


カウンセリングでできること


カウンセリングでできること

当センターでは、アサーションの実践を「一緒に練習する場」として支援しています。
カウンセリングでは次のようなステップを行います。

  1. どんな場面で伝えるのが難しいかを整理
  2. そのときの気持ちや考えを丁寧に言葉にする
  3. 伝える方法を一緒に検討し、練習してみる

単に「言えるようになる」ことが目的ではなく、
自分と相手のどちらも尊重できる関係を築くことを目指します。
たとえば、「断る」「お願いする」「意見を伝える」などの場面で、どんな言い方が自分に合うかを一緒に探していきます。


一歩踏み出す勇気をサポート

「どう思われるか怖い」「言っても無駄だと思ってしまう」――
そんな気持ちを抱えながらも、「本当は伝えたい」という思いを持つ方は少なくありません。
アサーションのカウンセリングでは、その“伝えたい気持ち”に寄り添いながら、安心して練習できる環境を整えています。

はじめから完璧にできる必要はありません。
「伝えてみる」「少し言葉を変えてみる」といった小さな一歩の積み重ねが、人間関係をより豊かにしていきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q1. アサーションを身につけるのに時間はかかりますか?
A. 人によってペースは異なりますが、数回のカウンセリングを通じて徐々に「言葉の選び方」や「伝え方の型」がつかめてくる方が多いです。焦らず、自分のペースで取り組めるようサポートします。

Q2. 職場や家庭での人間関係にも役立ちますか?
A. はい。アサーションの考え方は、上司・部下・家族・友人など、さまざまな関係で応用できます。伝え方の工夫を身につけることで、誤解や気まずさを減らし、対話しやすい関係を築けるようになります。

Q3. 自分の気持ちを言葉にするのが苦手でも大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。カウンセリングでは、無理に話す必要はありません。
感じていることを一緒に整理し、少しずつ言葉にしていくお手伝いをします。


ご相談をご希望の方へ

当センターは完全予約制で、対面・オンラインどちらにも対応しています。
浜松市中心部の落ち着いたカウンセリングルームで、ゆっくりとお話しいただけます。
安心してご相談いただける環境で、「感情と行動の整理」をサポートいたします。

【所在地】
〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町231番地8 プレイスワン田町301号室
(遠州鉄道 遠州病院駅 徒歩3分/第一通り駅 徒歩4分)

【営業時間】
10:00〜20:00(完全予約制)

【WEBサイト】
https://hamamatsu.cbt-mental.co.jp/

【LINE(相談・ご予約)】
https://lin.ee/26sKHRK8

【お申込フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

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