2025年03月31日
- メンタルヘルス
AIを活用したアンガーマネジメント

日常生活の中で、思わずイライラしてしまうことは誰にでもあります。その怒りをどのように扱うかによって、生活の質や人間関係は大きく変わってきます。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、一人ひとりの状況を整理し、適切な方法で怒りと向き合えるよう支援しています。その中で、AI(人工知能)をツールとして活用することで、自分の怒りのパターンに気づき、距離をとり、振り返るサポートが可能になります。
怒りに気づくことが、適切な対処の第一歩
たとえば、仕事で何度も同じミスをする部下に対して、「何回言ったらわかるんだ!」と強い口調で叱ってしまったとします。その場では「正しいことを言っている」と思っていても、後から振り返ると「少し感情的になりすぎたかも」と感じることはないでしょうか?
このような場面では、「怒りを感じたこと」に気づくことが大切です。怒りに気づくことで、次に似た状況が起こったときに少し距離をとって考えたり、落ち着いた対応を選んだりすることができるようになります。
しかし、怒っている最中は、自分の感情を冷静に見つめるのが難しいものです。そこで、AIを活用することで、怒りのパターンを客観的に整理し、適切なタイミングで振り返ることができるようになります。
AIを活用した振り返りの方法
AIを用いたアンガーマネジメントでは、日々の感情や出来事を記録することで、自分の怒りのパターンを見える化できます。たとえば、以下のような手順で活用できます。
① イライラした出来事を書き込む
まず、AI搭載のアプリやチャットツールを使い、その日にあった出来事を記録します。
例:「今日、会議で自分の意見を上司に否定されて、すごくイライラした。」
このとき、怒りを感じた瞬間だけでなく、「どんな状況だったのか」「どんなことを考えたのか」も一緒に書いておくと、より効果的です。
② AIが質問を投げかけ、怒りを整理する
AIが「どんな言葉が特に気になりましたか?」や「この状況を別の視点で見ると、どんな解釈ができますか?」といった質問を投げかけ、考えを整理するサポートをしてくれます。
たとえば、上記の例に対して、AIが次のように返してくるかもしれません。
AI:「上司の否定的な言葉の中に、何か学びにつながる部分はありましたか?」
このように問いかけられることで、「確かに、上司は『こうしたらもっと良くなる』と言っていたな」と、怒りだけでなく別の視点も持ちやすくなります。
③ 振り返りを行い、次の対策を考える
記録した内容を振り返ることで、次に同じような状況に直面したときにどう対応するかを考えやすくなります。
例えば、次回は「上司の言葉を一度冷静に受け止めてみる」「その場で反論せず、一度持ち帰って整理してから意見を伝える」といった対策を立てることができます。
怒りとの距離をとることで、選択肢が広がる
怒り自体は決して悪いものではありません。ただ、怒りに振り回されると、望ましくない結果を生むこともあります。AIを活用した振り返りを行うことで、「怒りに気づき、少し距離をとる」ことができるようになります。
「今、自分は怒っている」と気づけるだけで、その場の反応を変えることができます。たとえば、「すぐに怒鳴るのではなく、一度深呼吸してみる」「その場で反論せずに、一度考えを整理してから話す」など、より適切な対応を選ぶ余裕が生まれます。
最後に
AIは万能な解決策ではありませんが、怒りを整理し、適切な距離をとるための便利なツールになります。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店では、AIを活用したセルフモニタリングと専門的なカウンセリングを組み合わせ、より効果的なアンガーマネジメントをサポートしています。
「最近、イライラしやすい」「怒った後に後悔することが多い」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った方法で、より良い日常をサポートいたします。
認知行動療法カウンセリングセンター静岡浜松店
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